更新日:2022年03月22日

ラベルの見方

昔の日本のワインには、ラベル記載の厳格な規程やルールが設けられていませんでした。
そこで、2018年10月30日より表示ルールが発足され、日本のワインの中身についてわかりやすくなりました。

なぜ表示ルールがつくられたのか?

「国産ワイン」と呼ばれていたものに国産ぶどうのみを原料とした「日本ワイン」のほか、海外から濃縮果汁や原料ワインなど輸入し国内で製造ワインが混在し消費者の誤解を生みやすい状況でした。
そこで、消費者がワインの原料や産地情報を正しく知り、適切な商品の選択ができるようにするために定められました。

表示ルールで何が変わるの?

詳しくは下記をご覧ください

「日本ワイン」とそれ以外のワインが区別できるようになりました。
輸入ワインや濃縮果汁など海外原料を使用したワインは表ラベルに
「輸入ワイン使用」または「濃縮果汁使用」と表示する義務があります。

日本ワイン・国内製造ワイン・輸入ワインの区別(表示ルールの義務付け)

①日本ワイン 国産ぶどうのみを原料とし、日本国内で製造された果実酒をいいます。
②国内製造ワイン 日本ワインを含む、日本国内で製造された果実酒及び、甘味果実酒をいいます。
③輸入ワイン 海外から輸入された果実酒及び、甘味果実酒をいいます。
日本ワイン・国内製造ワイン・輸入ワインの区別(表示ルールの義務付け)の図

日本ワインの表示項目

日本ワインの表示項目の表

ラベル表示について

実際のラベルを見てみよう(赤ワイン)
日本ワインの例(赤ワイン)
実際のラベルを見てみよう(白ワイン)
日本ワインの例(白ワイン)
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