更新日:2023年12月18日

ぶどうの産地と生産量

日本のワインのぶどう産地について、国税庁の概況より抜粋してご紹介します。
国内で最も多く生産されている日本ワインのぶどう品種は、
白ワイン用は「甲州種」、赤ワイン用は「マスカット・ベーリーA種」となります。

ワイン原料用
国産生ぶどうの受入数量
(赤白上位10品種)

受入数量については、製造場がワインの原料として受け入れたぶどうの数量とする。

ワイン原料用国産生ぶどうの生産量の円グラフ

出典データ:令和5年6月 国税庁課税部酒税課 酒類製造業及び酒類卸売業の概況

白ワイン用
生ぶどうの受入数量(上位10品種)

受入
数量
順位
品種名 地域別数量順位 受入数量
総合計
シェア
1位 2位 3位
1 甲州 山梨 1,895 t 島根 90 t 長野 16 t 2,037 t 13.7 %
2 ナイアガラ 北海道 924 t 長野 495 t 山形 125 t 1,659 t 11.1 %
3 シャルドネ 長野 329 t 福島 82 t 熊本 76 t 925 t 6.2 %
4 デラウェア 山形 380 t 山梨 234 t 北海道 67 t 834 t 5.6 %
5 ケルナー 北海道 319 t 新潟 9 t 岩手 7 t 344 t 2.3 %
6 ソーヴィニヨン・ブラン 長野 79 t 北海道 36 t 島根 11 t 176 t 2.3 %
7 ミュラートゥルガウ 北海道 125 t 岩手 5 t 長野 1 t 131 t 0.9 %
8 ポートランド 北海道 121 t 岩手 3 t 秋田 1 t 126 t 0.8 %
9 セイベル9110 長野 61 t 山形 17 t 新潟 5 t 94 t 0.6 %
10 バッカス 北海道 89 t 長野 0 t 宮崎 0 t 90 t 0.6 %
10品種合計 6,415 t 43.0%

【出典データ】
令和5年6月 国税庁課税部酒税課 酒類製造業及び酒類卸売業の概況

出典データ:令和5年6月 国税庁課税部酒税課 酒類製造業及び酒類卸売業の概況

赤ワイン用
生ぶどうの受入数量(上位10品種)

受入
数量
順位
品種名 地域別数量順位 受入数量
総合計
シェア
1位 2位 3位
1 マスカット・ベーリーA 山梨 913 t 山形 284 t 長野 180 t 1,694 t 11.4 %
2 メルロー 長野 612 t 山梨 94 t 山形 74 t 1,051 t 7.0 %
3 コンコード 長野 991 t 福島 0 t 991 t 6.6 %
4 キャンベル・アーリー 北海道 475 t 宮崎 235 t 岩手 151 t 936 t 6.3 %
5 ブラック・クイーン 長野 284 t 山梨 21 t 山形 16 t 325 t 2.2 %
6 カベルネ・ソーヴィニヨン 長野 78 t 山梨 73 t 兵庫 44 t 279 t 1.9 %
7 巨峰 長野 114 t 山梨 85 t 福岡 36 t 253 t 1.7 %
8 ツヴァイゲルト 北海道 206 t 岩手 5 t 長野 2 t 214 t 1.4 %
9 ヤマソービニオン 山形 52 t 岩手 48 t 石川 47 t 208 t 1.4 %
10 ピノ・ノワール 北海道 102 t 長野 53 t 山梨 12 t 192 t 1.3 %
10品種合計 6,144 t 41.2 %

出典データ:令和5年6月 国税庁課税部酒税課 酒類製造業及び酒類卸売業の概況

【出典データ】
令和5年6月 国税庁課税部酒税課 酒類製造業及び酒類卸売業の概況

主要ぶどう産地の品種別受入数量
(上位5地域)

出典データ:令和5年6月 国税庁課税部酒税課 酒類製造業及び酒類卸売業の概況

1. 山梨県 (生産量:3,916 t)

白ワイン用 品種
品種名 数量 割合
甲州 1,895 t 48.4 %
デラウェア 234 t 6.0 %
シャルドネ 76 t 1.9 %
ナイアガラ 24 t 0.6 %
セミヨン 19 t 0.5 %
2,247 t 57.4 %
赤ワイン用 品種
品種名 数量 割合
マスカット・ベーリーA 913 t 23.3 %
メルロー 94 t 2.4 %
巨峰 85 t 2.2 %
カベルネ・ソーヴィニヨン 73 t 1.9 %
アジロンダック 34 t 0.9 %
1,199 t 30.6 %

2. 長野県 (生産量:3,650 t)

白ワイン用 品種
品種名 数量 割合
ナイアガラ 495 t 13.6 %
シャルドネ 329 t 9.0 %
ソーヴィニヨン・ブラン 79 t 2.2 %
竜眼(善光寺) 77 t 2.1 %
セイベル9110 61 t 1.7 %
1,041 t 28.5 %
赤ワイン用 品種
品種名 数量 割合
コンコード 991 t 27.1 %
メルロー 612 t 16.8 %
ブラック・クイーン 284 t 7.8 %
マスカット・ベーリーA 180 t 4.9 %
巨峰 114 t 3.0 %
2,181 t 59.8 %

3. 北海道 (生産量:3,313 t)

白ワイン用 品種
品種名 数量 割合
ナイアガラ 924 t 27.9 %
ケルナー 319 t 9.6 %
ミュラートゥルガウ 125 t 3.8 %
ポートランド 121 t 3.7 %
バッカス 89 t 2.7 %
1,578 t 47.6 %
赤ワイン用 品種
品種名 数量 割合
キャンベル・アーリー 475 t 14.4 %
ツヴァイゲルト 206 t 6.2 %
山幸 116 t 3.5 %
ピノ・ノワール 102 t 3.1 %
メルロー 54 t 1.6 %
954 t 28.8 %

4. 山形県 (生産量:1,282 t)

白ワイン用 品種
品種名 数量 割合
デラウェア 380 t 29.6 %
ナイアガラ 125 t 9.8 %
シャルドネ 64 t 5.0 %
セイベル9110 17 t 1.3 %
甲州 15 t 1.2 %
601 t 46.8 %
赤ワイン用 品種
品種名 数量 割合
マスカット・ベーリーA 284 t 22.1 %
メルロー 74 t 5.8 %
ヤマソービニオン 52 t 4.0 %
カベルネ・ソーヴィニヨン 44 t 3.4 %
スチューベン 26 t 2.1 %
480 t 37.4 %

5. 岩手県 (生産量:551 t)

白ワイン用 品種
品種名 数量 割合
リースリング・リオン 70 t 12.7 %
ナイアガラ 50 t 9.1 %
シャルドネ 12 t 2.2 %
ケルナー 7 t 1.2 %
ミュラートゥルガウ 5 t 0.9 %
144 t 26.1 %
赤ワイン用 品種
品種名 数量 割合
キャンベル・アーリー 151 t 27.4 %
ヤマソービニオン 48 t 8.8 %
マスカット・ベーリーA 44 t 7.9 %
メルロー 38 t 6.9 %
ヤマブドウ 24 t 4.4 %
305 t 55.4 %

【出典データ】
令和5年6月 国税庁課税部酒税課 酒類製造業及び酒類卸売業の概況

各データに「その他の品種」のデータ数値を合わせると100%になります。

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