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琥珀色に輝く「オレンジワイン&アンバーワイン」の公式ガイドラインが誕生!

オレンジワインのイメージ画像

ワイン愛好家の間で世界的なムーブメントを巻き起こし、今やレストランのワインリストでも定番となったオレンジワインアンバーワイン
これまで少し曖昧だったその境界線が、ついにクリアになりました。ワイン表示問題検討協議会によって、その定義に関する初の公式ガイドラインが制定されたのです。

「酸化して茶色くなったワインと何が違うの?」「ヴァン・グリとはどう違う?」そんな疑問に答える、オレンジワインの“真の姿”とその魅力的な世界を紐解いていきましょう。

これぞ本物!
ガイドラインが明かす
7つのアイデンティティ

オレンジワインやアンバーワインが、単なるトレンドから「確かなワイン文化」へとステップアップするために定められた、7つの定義がこちらです。

白ブドウから生まれる魔法

赤ワインのようですが、原料は「白ワイン用ブドウ」。果皮や種子を果汁と一緒に一定期間漬け込む「かもし」を経て醸造されます。

見惚れるような美しいカラー

果皮や種子からたっぷりと成分が抽出されることで、白ワインにはない美しいオレンジ色や琥珀(アンバー)色に染まります。

心地よい「適度な渋み」

果皮由来のタンニンが含まれるため、独特の奥深いコクと、きゅっと味を引き締める心地よい渋みが特徴です。

完璧なハーモニー

色合い、魅惑的な香り、そして奥深い味わいの全体的な調和が取れていることが条件です。

すっきりとした辛口スタイル

基本的にはシュワシュワしない「非発泡性」で、味わいはスタイリッシュな辛口から半辛口に仕上げられます。

つくり手の個性が光る多様性

ブドウの品種やつくり手のこだわりによって、漬け込み(浸漬)の期間や温度は千差万別。だからこそ、一本ごとに驚きがあります。

「劣化」ではない、健康的な輝き

時間の経過や保管環境による酸化(メイラード反応など)で茶色くなってしまったワインとは明確に区別されます。狙って表現された、フレッシュで美しい琥珀色こそが本物です。

メイラード反応(Maillard reaction)とは、「糖」と「アミノ酸(タンパク質)」が加熱されることによって結びつき、茶色い物質(メラノイジン)と香ばしい風味を生み出す化学反応のことです。

ヴァン・グリ(グリ・ワイン)
との決定的な違い

よく混同されがちな「ヴァン・グリ(灰色ワイン)」ですが、ガイドラインでは明確に別物として区別されています。

ヴァン・グリとは?

ピノ・グリやゲヴュルツ・トラミネールのような「ピンク系のブドウ(淡紅色ブドウ)」や黒ブドウを使い、白ワインと同じようにプレスして果汁だけで発酵させたもの。または、仕上がりが「灰色がかった藤色(グリ)」を呈するワインを指します。
果皮のパワーをじっくり抽出するオレンジワインとは、アプローチも色合いの目指す場所もまったく異なるのです。

世界中、そして日本から
個性を彩るブドウたち

オレンジワインの面白さは、使用されるブドウ品種の幅広さにあります。日本の固有種からワイン発祥の地ジョージアの伝統種まで、多様なキャラクターが楽しめます。

産地・カテゴリー 代表的なブドウ品種
日本特有品種 甲州、龍眼(日本の美意識が宿る、繊細で奥ゆかしい味わい)
国際主要品種 シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、シュナン・ブラン、ゲヴュルツ・トラミネール、ピノ・グリ、グルナッシュ・ブラン など
イタリア品種 マルヴァジア各種、リボッラ・ジャッラ、トレッビアーノ・トスカーノ、ヴィトフスカ など(オレンジワインの復興を支えた立役者たち)
北米系等品種 デラウエア、ナイヤガラ など(華やかな香りが引き立つ個性派)
ジョージア特有品種 ムツヴァネ、ルカツィテリ、ソウリトウリ など(クヴェヴリを使った伝統製法の主役たち)

特に日本の「甲州」を使ったオレンジワインは、近年の醸造技術研究(山梨県産業技術センターによる技術賞受賞など)の進化もあり、国内外から熱い注目を集めています。

JWINE加盟ワイナリーの
オレンジワイン

白ワインの爽やかさと、赤ワインの深みや渋みをあわせ持つオレンジワイン。今回のガイドライン制定によって、私たちは背景と品質をより信頼し、安心してグラスを傾けられるようになりました。
きれいに澄んだ琥珀色のグラスで、新しいワインの魅力を体験してみませんか?

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