コンコードぶどうと新酒

新酒に使用されているぶどうについてのご案内です。

今年も新酒の時期になりました。10月8日(金)より2021年の新酒を出荷しております。
新酒に使用しているぶどうは、ナイアガラ、巨峰、そしてコンコードです。
コンコードぶどうは、今から100年以上前に松本平で栽培が開始された歴史ありますが、もともとは米国マサチューセッツ州のコンコードという街で1849年にエフライム・ウエールズ・ブル氏によって作出されたと言われています。そして1869年からブドウジュースの原料として利用されるようになりました。
其の後、ジュースだけではなくジャム、ゼリーなどにも使われるようになり、第2次世界大戦中は米軍に配給され、ピーナッツバターとコンコードゼリーのサンドイッチとして人気を博したそうです。

日本でも戦後ブドウジュースに最適な品種として親しまれてきましたが、1990年代の赤ワインブームによりコンコードワインが爆発的にヒット、以後は渋味が少なくてフルーティ―で飲みやすい赤ワインとして人気となっています。

新酒『完熟 2021』は9月上旬に収穫した信州産ブドウを使用し、旬ならではのフレッシュ感に溢れ、ぶどう本来の味わいをお楽しみいただけます。
特にコンコードは4種ある新酒の内、2種類(コンコード、コンコード辛口)で使用するほど人気のぶどう品種です。

            

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