摘心の季節になりました。アルプスさんの圃場の様子をお届けします!
日本ワインを学ぶのページにある「日本のぶどう畑の一年」にも登場している、摘心の季節がやってきました!!
さっそくアルプスさんの圃場(ほじょう)※の様子がわかる情報を頂きましたので、ご紹介させて頂きます。
JWINE スタッフより
圃場(ほじょう)とは農産物を育てる場所のことをいいます。
摘心作業
天候の良い日が続き、一段と元気に伸長している新梢の摘心作業が6月下旬から始まりました!
上部と左右に刈刃が装着されているこのリーフカッターは、1回の走行で1列の作業が完了するのでとても便利です。
さらにトラクター後部にはフレールモアを装着し、畝間除草も同時に行うことができます。
生育状況にもよりますが、この摘心、畝間除草作業は8月末まで続きます。
誘引作業
新梢が横に垂れ下がらないようにするために、ワイヤーに新梢を挟み込む誘引作業も同時に行います!新梢が折れてしまわないように注意をしてワイヤーに挟み込んでいきます。
この作業は、次のレインプロテクションの敷設の下準備にもなります。
レインプロテクション※の敷設
次は、レインプロテクションを敷設します!
レインプロテクションとは、ぶどうの房だけに雨に当てないようにする対策です。
専用の棒に取り付けたシートを歩きながら敷設し、シートとワイヤーの間に隙間ができないようにクリップでとめて完了となります。
ワイン用ぶどう栽培技術向上研修会
7月19日には「ワイン用ぶどう栽培技術向上研修会」が長野県農政部 畜産課主催で開催され、あいにくの天候にも関わらず50名以上の方が参加されました!
研修会では、リーフカッター(摘心機)と、リーフストリッパー(除葉機)の機材も展示しました。
- 写真手前:リーフカッター(摘心機)
- 写真奥側:リーフストリッパー(除葉機)