夜明け前の手摘み収穫作業「ナイトハーベスト」2026年の様子をお届け

ナイトハーベスト(夜明け前収穫)の様子

2026年9月
「アルプス」通信

2026年9月3日、まだ夜も明けきらない早朝、アルプスファームでは今年も恒例の「ナイトハーベスト(夜明け前収穫)」を実施いたしました。「ナイトハーベスト」とは、陽が昇る前の冷え込みの中で、一房一房丁寧に手摘みする収穫方法です。
今年は例年以上に太陽の恵みを受け、ぶどうの生育が非常にスムーズに進みました。熟度が最高のタイミングを見極めた結果、昨年よりも5日早い収穫日となりました。
頭上に広がる星空のもと、作業スタッフはヘッドライトの明かりだけを頼りに作業を進めます。少し肌寒い気温の中、傷んだ粒や未熟な粒を丹念に取り除き、最高の状態に仕上げながら収穫していきます。

ナイトハーベスト(夜明け前収穫)の様子2

手間暇を惜しまず、あえてこの「夜明け前」に収穫を行うのには、ワインの品質を高める確固たる理由があります。

  • 最高の果実味と甘み(糖度)

    ぶどうの糖度は一日の気温変化に大きく影響されます。夜間の冷え込みによって果実にしっかりと糖分が蓄えられ、最も糖度が高まる「夜明け直前」を狙うことで、豊かな果実味をそのまま閉じ込めることができます。

  • 華やかで複雑なアロマ(香気成分)

    柑橘やハーブを思わせる爽やかな香りの素となる「3MH(3-メルカプトヘキサノール)」は夜間に収穫することでピークの状態に保たれ、香りの引き立つワインへと仕上がります。

  • フレッシュさの維持とリスクの低減

    冷えた果実をすぐに仕込み作業へ回すことで、酸化や微生物汚染のリスクを最小限に抑え、健全なワインを醸造することができます。

天候にも恵まれ、今年も私たちの情熱と自然の恵みがギュッと凝縮された、最高のぶどうを収穫することができました。

収穫されたぶどうをトラックへ積んでいる様子

摘み取られたばかりの新鮮なぶどうは、すぐさまワイナリーへと運ばれ、醸造スタッフの手によって丁寧な仕込み作業が進められています。

夜明け前の静寂から始まった物語が、やがて皆様のグラスを満たす特別な一杯となる日まで――。素晴らしいワインに仕上がるのを、私たちも高鳴る胸を抑えながら楽しみに待っています。

アルプスファーム 栽培・醸造チーム一同

アルプスファームの皆様、今年もまだ暗い早朝からのナイトハーベスト、本当にお疲れ様でした。一房一房丁寧に手摘みされたソーヴィニヨン・ブランが、どのような華やかでフレッシュなワインに仕上がるのか、今から本当に楽しみです!栽培・醸造チームの皆様の情熱が詰まった特別な一杯を、JWINEでも皆様にお届けできる日をスタッフ一同、心より楽しみにしております。

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